他の動物につくことで遠くに運ばれる果実は俗に「ひっつき虫」といいます。 このような果実をつける植物は、 他にチヂミザサ、 ヌスビトハギ、 キンミズヒキ、 イノコズチ、 ハエドクソウ、 センダングサ類などがあります。
オオオナモミ
「ひっつき虫」の代表選手の一つ
特徴
秋にみのるラグビーボールのような実には、 たくさんの針が付いています。 この針の先端はかぎ状に曲がり、 動物が触れるとくっつき運ばれます。
タイプ : 一年草
大きさ : 高さ 50-200-80cm、 実の長さ15㎜前後
花の時期 : 夏から秋
生育場所 : 草地や河川敷
原産地 : ユーラシアまたはメキシコ原産
分布 : 北海道~九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
色んな種類の「ひっつき虫」がある
体験・遊び
クッションなどを用意し、 みんなで実をに投げてみましょう。 うまくひっつくでしょうか?
見られる散歩道
執筆協力 : 中田 真也子
