オオオナモミ

「ひっつき虫」の代表選手の一つ

  • 切れ込みの入った葉に、 針がたくさん出た果実をつける
    写真 / 千葉市若葉区 MayaN

  • 若い実
    写真 / 2025.10.30 千葉県松戸市 MayaN

  • 熟した実。 先端がかぎ状になった突起で動物にひっつく。
    写真 / 2025.10.30 千葉県松戸市 MayaN

  • 枯れた後も実は残り、 動物がやってくるのを待つ
    写真 / 2025.10.30 千葉県松戸市 MayaN

特徴

秋にみのるラグビーボールのような実には、 たくさんの針が付いています。 この針の先端はかぎ状に曲がり、 動物が触れるとくっつき運ばれます。
 
タイプ : 一年草
大きさ : 高さ 50-200-80cm、 実の長さ15㎜前後
花の時期 : 夏から秋
生育場所 : 草地や河川敷
原産地 : ユーラシアまたはメキシコ原産
分布 : 北海道~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

色んな種類の「ひっつき虫」がある

他の動物につくことで遠くに運ばれる果実は俗に「ひっつき虫」といいます。 このような果実をつける植物は、 他にチヂミザサ、 ヌスビトハギ、 キンミズヒキ、 イノコズチ、 ハエドクソウ、 センダングサ類などがあります。

体験・遊び

クッションなどを用意し、 みんなで実をに投げてみましょう。 うまくひっつくでしょうか?

  • フリースにくっついたオオオナモミの実。
    写真 / 2022.10.28 千葉市若葉区 MayaN

見られる散歩道

執筆協力 : 中田 真也子

Language Settings

Select display language

Select audio language

Notes:
Some walking routes may also offer voice guides in other languages.
If a voice guide is not available in your selected language, it will be provided in Japanese or English.