埼玉県立川の博物館

ツガカレハ

茶色の毛布のような大きなガ

  • 茶色の濃淡がある前ばね。 変異がある。
    写真 / MasakoT

  • 前ばねの外側の線(亜外縁線)が張り出す。 凹凸が激しい。
    写真 / MasakoT

  • 触角は両くし歯状。
    写真 / MasakoT

  • 大きな腹部。
    写真 / MasakoT

  • 羽化。
    写真 / MasakoT

  • 繭。 毒針毛が付着している。 触らないで!
    写真 / MasakoT

特徴

カレハガ科の仲間。 色や模様は変異が著しく、 さまざまです。 マツカレハに似ていますが、 より大型です。
 
大きさ : 開張55~95mm(メスが大きい)
食べ物 : 幼虫は、 ツガ、 モミ、 トドマツ、 トウヒ、 カラマツ、 アカマツ、 クロマツなど
成虫が見られる時期 : 6~10月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

注意 毛虫と繭は触らないで!

幼虫には毒針毛があり、 刺されると激痛があり、 はれあがります。 刺されたときは、 ピンセットや粘着テープでていねいに毛を取り除き、 流水で洗い流してください。 また、 繭にも毒の毛がついていますので、 触らないでください。

埼玉県立川の博物館 基本情報

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