変種(へんしゅ : 亜種ほどではないけど同種とするには違いがあるもの)とされるオオバノアマクサシダがよく似ています。 胞子まで見ると確実に見分けられます。
●オオバノアマクサシダは①羽片先(頂小羽片)がはっきり長く伸び、 ②中サイズ以下の葉では側羽片上側(葉先側)の裂片がよく欠けていて、 ③無融合生殖という繁殖方法のため、 1つの胞子のうにできる胞子の数は32個ほどになります。
オオバノハチジョウシダ
でっかいハチジョウシダ似のシダ
特徴
暖かい地域に生えるイノモトソウ科のシダ。 葉はハチジョウシダをずっと大きくしたような感じで、 小さめの頂羽片と5~11対ほどの側羽片からなります。 羽片が切れ込んでできる裂片は細長く、 葉裏ではそのフチに沿って胞子のう群がつきます。 受精して子を増やす有性生殖を行うため、 1つの胞子のうにできる胞子の数は64個ほどです。
葉の長さ : 80~200cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)だが北限では冬に葉を枯らす
生える場所 : 低山の林縁
分布 : 本州(秋田以南)、 四国、 九州、 種子島、 朝鮮、 台湾、 中国、 南アジア、 東南アジア、 ハワイなど
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
