亀戸中央公園

ケヤキハフクロフシ(ケヤキヒトスジワタムシ)

ケヤキの葉にできる袋のような虫こぶ

  • 葉の表にある虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • アブラムシが虫こぶの中で育つ。
    写真 / MasakoT

特徴

虫こぶはケヤキヒトスジワタムシというアブラムシが作ったもので、 アブラムシはこの虫こぶの中で育ちます。 6月頃、 成虫になったアブラムシは脱出して、 ササ類に移り、 晩秋になるとまたケヤキに戻ります。 ケヤキとササを行ったり来たり、 複雑な生活をしています。 (MT)
 

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

虫こぶとは

昆虫、 ダニ、 菌類などの寄生によって、 植物の一部が異常な細胞分裂をおこし、 こぶになったり、 いろいろな形に変化したものです。 虫えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言われます。 虫こぶは、 虫にとって、 住まいでもあり食事場所でもあり、 「お菓子の家」のようなものです。
虫こぶの名前は、 「植物の名前+つくられる場所+虫こぶの形+フシ(虫こぶのこと)」という形でつけられます。

見られる木

亀戸中央公園 基本情報