ガマズミミケフシ(ガマズミミケフシタマバエ)

つぼみがフワフワの(むし)こぶに変身(へんしん)

  • 白い(しろい)()でおおわれている。
    写真(しゃしん) / 2016.8.16 千葉(ちば)()(みどり)() MasakoT

  • 赤い(あかい)()()生え(はえ)(むし)こぶが混じる(こんじる)
    写真(しゃしん) / 2018.8.30 東京(とうきょう)()八王子(はちおうじ)() MasakoT

特徴(とくちょう)

実に(じつに)できる()生え(はえ)(むし)こぶ。 5月(ごがつ)(ごろ)にあらわれるガマズミミケフシタマバエが産卵(さんらん)することによってできたものです。
  
大き(おおき)さ : (むし)こぶは10mm前後(ぜんご)、 ガマズミミケフシタマバエは体長(たいちょう)1.5~2mm
食べ物(たべもの) : ガマズミの()
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき) : 5月頃(つきごろ) (むし)こぶは(なつ)から(あき)にかけて()られる。
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、 ダニ、 菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、 植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、 こぶになったり、 いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。 (むし)えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言わ(いわ)れます。 (むし)こぶは、 (むし)にとって、 住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、 「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、 「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

()られる()