21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

ガマズミミケフシ(ガマズミミケフシタマバエ)

つぼみがフワフワの(むし)こぶに変身(へんしん)

  • 白い(しろい)()でおおわれている。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 赤い(あかい)()()生え(はえ)(むし)こぶが混じる(こんじる)
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

実に(じつに)できる()生え(はえ)(むし)こぶ。5月(ごがつ)(ごろ)にあらわれるガマズミミケフシタマバエが産卵(さんらん)することによってできたものです。
  
大き(おおき)さ:(むし)こぶは10mm前後(ぜんご)、ガマズミミケフシタマバエは体長(たいちょう)1.5~2mm
食べ物(たべもの):ガマズミの()
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):5月頃(つきごろ) (むし)こぶは(なつ)から(あき)にかけて()られる。
分布(ぶんぷ)本州(ほんしゅう)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、ダニ、菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、こぶになったり、いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。(むし)えい(ちゅうえい)、ゴールとも言わ(いわ)れます。(むし)こぶは、(むし)にとって、住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

()られる()

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