安馬谷里山

クリメコブズイフシ(クリタマバチ)

クリの芽が赤くふくらんだ虫こぶ

  • 赤い虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • 長く上に伸びているのは花芽。
    写真 / MasakoT

  • 芽吹きと同時に赤くふくらむ虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • ふくらんできた虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • 虫こぶの中の幼虫。
    幼虫が育つ部屋がある。
    写真 / MasakoT

  • 大きく育っている幼虫。
    写真 / MasakoT

特徴

枝先の芽が赤くふくらんだ虫こぶ。 クリタマバチが芽に卵を産みつけることで、 大きくふくらんだもので、 この中でハチの幼虫が育ちます。 虫こぶができるとクリの実ができないことがあります。
 
大きさ : 虫こぶは約15mm ハチの体長2.5mm~3mm
食べ物 : 幼虫はクリの芽
成虫が見られる時期 : 6月~
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

虫こぶとは

昆虫、 ダニ、 菌類などの寄生によって、 植物の一部が異常な細胞分裂をおこし、 こぶになったり、 いろいろな形に変化したものです。 虫えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言われます。 虫こぶは、 虫にとって、 住まいでもあり食事場所でもあり、 「お菓子の家」のようなものです。
虫こぶの名前は、 「植物の名前+つくられる場所+虫こぶの形+フシ(虫こぶのこと)」という形でつけられます。

見られる木

見られる散歩道

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