()紹介(しょうかい)

クリ

多く(おおく)縄文(じょうもん)(じん)生活(せいかつ)中心(ちゅうしん)にあった()

()自己(じこ)紹介(しょうかい)

クリの実は(じつは)(あき)代表(だいひょう)する木の実(このみ)です。お菓子(おかし)によく使わ(つかわ)れます。
じつは(むかし)はクリは(いま)よりずっと人々(ひとびと)にとって大切(たいせつ)()でした。クリの実は(じつは)重要(じゅうよう)食料(しょくりょう)になり、クリの木材(もくざい)加工(かこう)しやすい(うえ)腐り(くさり)にくいので建物(たてもの)道具(どうぐ)作る(つくる)のになくてはならないものでした。
特に(とくに)縄文(じょうもん)時代(じだい)は、多く(おおく)地域(ちいき)でクリが人々(ひとびと)生活(せいかつ)中心(ちゅうしん)にあったので「クリの時代(じだい)」とよばれることもあります。

以下(いか)情報(じょうほう)は、関東(かんとう)地方(ちほう)基準(きじゅん)にしています。エリアによって1ヶ月(かげつ)くらいの()があります。

()(がた)

(たか)さ15mを超える(こえる)まで成長(せいちょう)します。(うえ)にいくほど広がっ(ひろがっ)てこんもりとした()(がた)になります。

()

()(えん)(はり)(じょう)にギザギザとなります。(はり)緑色(りょくしょく)です。(クヌギの()良く(よく)()ていますが(はり)(いろ)入ら(はいら)白っぽく(しろっぽく)見え(みえ)ます。)
(あき)には黄葉(こうよう)しますが、()散る(ちる)ことはなく茶色く(ちゃいろく)なっても(えだ)残り(のこり)ます。

  • 表面(ひょうめん)光沢(こうたく)のある濃緑(こみどり)(しょく)(みゃく)沿っ(そっ)()生え(はえ)ている。
    千葉(ちば)()(みどり)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.7.28

  • 黄葉(こうよう)しはじめの(ころ)
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)()/撮影(さつえい)MasakoT/2020.11.19

  • ()お互い(おたがい)平ら(たいら)に(平行(へいこう)に)つくのが特徴(とくちょう)。クヌギとの区別(くべつ)のポイントの一つ(ひとつ)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.8.6

(はな)

6月頃(つきごろ)咲き(さき)ます。新しい(あたらしい)()のわきから(ひも)(じょう)に10~15㎝(ほど)(はな)伸び(のび)ます。
ひも(じょう)のものが雄花(おばな)集まっ(あつまっ)たもの。やや上向き(うわむき)咲き(さき)ます。雌花(めばな)基部(きぶ)に1()つきます。
香り(かおり)がとても強く(つよく)(むし)沢山(たくさん)やってきます。

  • 雄花(おばな)
    茨城(いばらき)(けん)つくば()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.7.28

  • 雄花(おばな)付け根(つけね)にあるのが雌花(めばな)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MasaruN/2021.7.28

  • 雌花(めばな)拡大(かくだい)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.7.28

  • 雄花(おばな)満開(まんかい)(とき)()白く(しろく)見える(みえる)
    栃木(とちぎ)(けん)那須(なす)(まち)/撮影(さつえい)MayaN/2021.7.28

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その(とし)咲い(さい)(はな)()生り(なり)ます。実は(じつは)とてもおいしいです。外側(そとがわ)鋭い(するどい)とげのイガに包ま(つつま)れています。
イガごと落ち(おち)(ころ)()食べごろ(たべごろ)です。
食用(しょくよう)(くり)は、丹波(たんば)(くり)(たんばぐり)など大粒(おおつぶ)品種(ひんしゅ)野生(やせい)のクリの実は(じつは)ずっと小粒(こつぶ)です。

  • 光沢(こうたく)のある()
    埼玉(さいたま)(けん)川口(かわぐち)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.9.17

  • 若い(わかい)実は(じつは)()緑色(りょくしょく)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.8.6

  • まだ(はな)のあとが残る(のこる)小さな(ちいさな)()
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)()/撮影(さつえい)masakoT/2021.6.24

(みき)

(はい)黒色(こくしょく)です。老木(ろうぼく)になると大きな(おおきな)割れ目(われめ)入り(はいり)ます。その(とし)(えだ)淡い(あわい)緑色(りょくしょく)です。

  • 年数(ねんすう)がたった()(みき)(たて)割れ目(われめ)入る(はいる)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2020.12.1

  • 若い(わかい)()(みき)
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MayaN/2021.8.6

冬芽(とうが)

(なが)さ2~4㎜の(ほど)でクリの実に(じつに)()丸っこい(まるっこい)(かたち)をしています。

  • クリの(じつ)(かた)冬芽(とうが)
    千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)()/撮影(さつえい)MasakoT/2021.7.28

関わり(かかわり)深い(ふかい)生き物(いきもの)

クリの(はな)は、甲虫(かぶとむし)やチョウなどたくさんの(むし)たちのレストラン。どんな(むし)()られるでしょうか。()がくるくる巻か(まか)れたものは、ゴマダラオトシブミが幼虫(ようちゅう)のために作っ(つくっ)たゆりかごです。新芽(しんめ)赤く(あかく)ふくらんだ(むし)こぶが()られることがありますが、(むし)こぶができるとクリの()ができないことがあります。

  • ゴマダラオトシブミ(7-8mm) 前翅(ぜんし)(からだ)には黒い(くろい)点々(てんてん)があります
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MasakoT/2018.5.22

  • ゴマダラオトシブミ(7-8mm) 幼虫(ようちゅう)のためのゆりかごを作っ(つくっ)ているお母さん(おかあさん)。ゆりかごの(なか)(たまご)産ん(うん)でいます。
    千葉(ちば)()若葉(わかば)()/撮影(さつえい)MasakoT/2018.5.22

  • キイロトラカミキリ(13-19mm) (はな)にやってきます
    千葉(ちば)(けん)佐倉(さくら)()/撮影(さつえい)MasakoT/2014.6.3

  • クリメコブズイフシ クリタマバチが新芽(しんめ)(たまご)産ん(うん)でできた(むし)こぶ
    千葉(ちば)(けん)船橋(ふなばし)()/撮影(さつえい)MasakoT/2017.5.3

(ひと)との関わり(かかわり)

タンニンを含む(ふくむ)クリの(ざい)防虫(ぼうちゅう)処理(しょり)なしでも耐久(たいきゅう)(せい)があるため、建物(たてもの)(ふね)線路(せんろ)枕木(まくらぎ)浴室(よくしつ)(いた)など色々(いろいろ)用途(ようと)使わ(つかわ)れます。
クリの実は(じつは)農耕(のうこう)始まる(はじまる)以前(いぜん)古代(こだい)から重要(じゅうよう)食糧(しょくりょう)とされていました。
縄文(じょうもん)時代(じだい)には集落(しゅうらく)周辺(しゅうへん)にクリの()植え(うえ)建材(けんざい)及び(および)食用(しょくよう)として長期(ちょうき)(てき)計画(けいかく)持っ(もっ)管理(かんり)していたとされています。

  • 青森(あおもり)(けん)縄文(じょうもん)遺跡(いせき)(さん)(ない)丸山(まるやま)遺跡(いせき)建物(たてもの)のレプリカ。15mもあった巨大(きょだい)建物(たてもの)(はしら)には、クリが使わ(つかわ)れていた。
    青森(あおもり)(けん)青森(あおもり)()/撮影(さつえい)MayaN/2015.7.23

名前(なまえ)由来(ゆらい)

色々(いろいろ)(せつ)がありますが、()(かわ)黒っぽい(くろっぽい)(いろ)をしていることから「クロ」→「クリ」と呼ば(よば)れるようになったという(せつ)代表(だいひょう)(てき)です。

その他(そのた)情報(じょうほう)

世界(せかい)広く(ひろく)食用(しょくよう)されてきた(くり)は4(しゅ)
クリ(日本(にっぽん)自生(じせい)(しゅ))、シナグリ、アメリカグリ、ヨーロッパグリです。
ですがアメリカグリは1900(ねん)初め(はじめ)にクリ(どう)枯病(クリドウガレビョウ)が流行(りゅうこう)したため、ほぼ壊滅(かいめつ)状態(じょうたい)となり、(いま)流通(りゅうつう)はありません。