ナラメリンゴフシ(ナラメリンゴタマバチ)

ナラの()にできるリンゴのような(むし)こぶ

  • 赤い(あかい)小さな(ちいさな)リンゴがついているみたい?
    写真(しゃしん) / 2023.4.18 山梨(やまなし)(けん)(きた)(もり)() MasakoT

  • 淡い(あわい)緑色(りょくしょく)のナラメリンゴフシ。
    写真(しゃしん) / 2017.4.25 千葉(ちば)()(みどり)() MasakoT

  • ナラメリンゴフシ 
    写真(しゃしん) / 2016.4.17 千葉(ちば)(けん)君津(きみつ)() MasakoT

  • (むし)こぶの(なか)はスポンジ(じょう)柔らかく(やわらかく)、 たくさんのタマバチの幼虫(ようちゅう)がいる。
    写真(しゃしん) / 2007.5.4 千葉(ちば)(けん)印西(いんざい)() MasakoT

特徴(とくちょう)

ナラメリンゴタマバチが、 若い(わかい)コナラなどの冬芽(とうが)産卵(さんらん)してできるリンゴのような(むし)こぶ。 5~6(つき)成虫(せいちゅう)(むし)こぶから()てきて、 コナラなどの()産卵(さんらん)します(()にできる(むし)こぶをナラネタマフシ)。 季節(きせつ)によって、 産卵(さんらん)場所(ばしょ)変え(かえ)(むし)こぶを作る(つくる)という複雑(ふくざつ)生活(せいかつ)をしています。 (MT)
 
大き(おおき)さ : (むし)こぶの大き(おおき)さは直径(ちょっけい)4cm
食べ物(たべもの) : 幼虫(ようちゅう)(むし)こぶの(なか)で、 (なか)食べる(たべる)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、 ダニ、 菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、 植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、 こぶになったり、 いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。 (むし)えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言わ(いわ)れます。 (むし)こぶは、 (むし)にとって、 住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、 「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、 「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

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