(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん)

ナラメリンゴフシ(ナラメリンゴタマバチ)

ナラの()にできるリンゴのような(むし)こぶ

  • 赤い(あかい)小さな(ちいさな)リンゴがついているみたい?
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 淡い(あわい)緑色(りょくしょく)のナラメリンゴフシ。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • ナラメリンゴフシ 
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • (むし)こぶの(なか)はスポンジ(じょう)柔らかく(やわらかく)、たくさんのタマバチの幼虫(ようちゅう)がいる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

ナラメリンゴタマバチが、若い(わかい)コナラなどの冬芽(とうが)産卵(さんらん)してできるリンゴのような(むし)こぶ。5~6(つき)成虫(せいちゅう)(むし)こぶから()てきて、コナラなどの()産卵(さんらん)します(()にできる(むし)こぶをナラネタマフシ)。季節(きせつ)によって、産卵(さんらん)場所(ばしょ)変え(かえ)(むし)こぶを作る(つくる)という複雑(ふくざつ)生活(せいかつ)をしています。(MT)
 
大き(おおき)さ:(むし)こぶの大き(おおき)さは直径(ちょっけい)4cm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)(むし)こぶの(なか)で、(なか)食べる(たべる)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、ダニ、菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、こぶになったり、いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。(むし)えい(ちゅうえい)、ゴールとも言わ(いわ)れます。(むし)こぶは、(むし)にとって、住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

()られる()

(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) 基本(きほん)情報(じょうほう)