埼玉県立秋ヶ瀬公園
モンスズメバチ
セミを狩る里山のスズメバチ
特徴
お腹の帯が波型になっているスズメバチ。 木のうろ、 地中などに巣を作りますが、 狭くなると、 広い場所に引っ越をして巣を作り直す性質があります。 いろいろな昆虫を捕らえ幼虫のエサにしますが、 特にセミを好むようです。
大きさ : 体長25~30mm(女王バチ) 19~28mm(働きバチ・オスバチ)
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 熟した果実、 樹液、 幼虫が分泌する液体など
成虫が見られる時期 : 5~10月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
注意点
刺されると激痛が走り、 命にかかわることがあります。 8~10月はスズメバチの被害が多くなる季節ですので、 巣には近づかないよう特に注意してください。 黒いものに攻撃してくるので、 黒い服装は避けましょう。 ハチがカチカチといわせながら、 近づいてくると、 慌てないでその場からすぐに離れましょう。 ハチを手で払わないようにしてください。 万が一、 刺された場合は、 傷口を水で洗い流し、 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。