タブノキハウラウスフシ(タブウスフシタマバエ)

タブノキの()(うら)小さな(ちいさな)(うす)がいっぱい!

  • 日当たり(ひあたり)のいいところでは赤く(あかく)なりきれい。
    写真(しゃしん) / 2020.3.18 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • ()(うら)大小(だいしょう)(むし)こぶがいっぱい。
    写真(しゃしん) / 2022.2.1 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 1(まい)()(うら)(むし)こぶが集中(しゅうちゅう)
    写真(しゃしん) / 2022.6.10 千葉(ちば)()花見川(はなみがわ)() MasakoT

特徴(とくちょう)

「タブノキ・ハウラ・ウス・フシ」タブノキの()(うら)にできるウスの(かたち)(むし)こぶ。 タブウスフシタマバエが産卵(さんらん)し、 (むし)こぶを作り(つくり)ます。 (むし)こぶの(なか)でタマバエの幼虫(ようちゅう)育ち(そだち)、 5月頃(つきごろ)成虫(せいちゅう)脱出(だっしゅつ)します。 (むし)こぶは(あき)から(はる)目立つ(めだつ)ようになります。 (MT)
 
大き(おおき)さ : (むし)こぶは直径(ちょっけい)5mm前後(ぜんご) (たか)さ8mm前後(ぜんご)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)南西諸島(なんせいしょとう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、 ダニ、 菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、 植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、 こぶになったり、 いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。 (むし)えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言わ(いわ)れます。 (むし)こぶは、 (むし)にとって、 住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、 「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、 「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

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