毒をもつキョウチクトウアブラムシを食べる虫たちがいます。テントウムシ、ヒラタアブ、クサカゲロウなどです。なかでも、ダンダラテントウは、幼虫、成虫ともにキョウチクトウアブラムシをよく食べます。キョウチクトウアブラムシの天敵を食べる虫も集まり、複雑な関係が!観察してみてください。
キョウチクトウアブラムシ
お尻フリフリ黄色いアブラムシ
特徴
キョウチクトウやガガイモで見られる黄色いアブラムシで、植物の毒を体にためています。角状管はアブラムシに見られる器官で、敵におそわれると、この管の先からフェロモンを出して、仲間に危険を知らせると言われています。(MT)
大きさ:体長2mm前後
食べ物:幼虫、成虫ともにキョウチクトウ、ガガイモ、フウセントウワタ、コバノカモメヅルなどの汁
成虫が見られる時期:3~11月
分布:全国
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。