秋ヶ瀬公園

バラハタマフシ(バラハタマバチ)

バラにつく丸っこいトゲトゲの虫こぶ

  • 赤くてきれいな虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • 葉脈に2個の虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • 数個の虫こぶ。 1つの虫こぶに1頭の幼虫が入っている。
    写真 / MasakoT

  • 突起がある。
    写真 / MasakoT

  • 突起が長く星状。
    寄生バチに寄生されたのかもしれない。
    写真 / MasakoT

特徴

バラハタマバチという小さなハチが、 バラの葉や若い実に作った虫こぶ。 黄白色や赤色の丸い虫こぶで突起があります。 虫こぶは6~7月に葉から落ち、 虫こぶ内で幼虫で越冬し、 春に成虫が出てきます。
 
成虫が見られる時期 : 春
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

虫こぶとは

昆虫、 ダニ、 菌類などの寄生によって、 植物の一部が異常な細胞分裂をおこし、 こぶになったり、 いろいろな形に変化したものです。 虫えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言われます。 虫こぶは、 虫にとって、 住まいでもあり食事場所でもあり、 「お菓子の家」のようなものです。
虫こぶの名前は、 「植物の名前+つくられる場所+虫こぶの形+フシ(虫こぶのこと)」という形でつけられます。

見られる木

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