21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

アサギマダラ

(うみ)をこえ、長い(ながい)(たび)をする美しい(うつくしい)チョウ

  • オス。オスは矢印(やじるし)部分(ぶぶん)黒い(くろい)(もん)がある。フジバカマの(はな)にやってきた。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。ヒヨドリバナの(はな)にやってくる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。ヒヨドリバナの(はな)にやってくる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。ヨツバヒヨドリの(はな)にやってくる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • オス。セイタカアワダチソウの(はな)にやってくる。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)。ハデハデは警戒色(けいかいしょく)。オオカモメヅルの()食べ(たべ)ている。
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

はねの(いろ)淡い(あわい)水色(みずいろ)(あさぎ(しょく))のマダラチョウの仲間(なかま)幼虫(ようちゅう)(どく)のあるガガイモの仲間(なかま)植物(しょくぶつ)食べ(たべ)ます。幼虫(ようちゅう)成虫(せいちゅう)(からだ)(どく)持ち(もち)(てき)から()守っ(まもっ)ています。滑空(かっくう)しながらゆったり飛び(とび)、オスは、ヒヨドリバナ、フジバカマ、スナビキソウなどの(はな)によくやってきます。
成虫(せいちゅう)()られる緑地(りょくち)でも幼虫(ようちゅう)がいるとは限り(かぎり)ません。
 
大き(おおき)さ:開張(かいちょう)80~100mm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)はガガイモ()植物(しょくぶつ)(キジョラン、イケマ、オオカモメヅルなど)の() 成虫(せいちゅう)(はな)(みつ)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):5~11(つき)
分布(ぶんぷ)全国(ぜんこく)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

おもしろトピック 

アサギマダラは、長距離(ちょうきょり)移動(いどう)行い(おこない)、2000km以上(いじょう)飛ん(とん)記録(きろく)もあります。(はる)から初夏(しょか)にかけて、日本(にっぽん)列島(れっとう)北上(ほくじょう)し、移動(いどう)(さき)世代(せだい)重ね(かさね)(のち)(あき)には新しい(あたらしい)世代(せだい)(みなみ)をめざします。移動(いどう)状況(じょうきょう)調べる(しらべる)ために、チョウを捕獲(ほかく)し、はねに番号(ばんごう)日時(にちじ)場所(ばしょ)捕まえ(つかまえ)(ひと)名前(なまえ)などを書きいれる(かきいれる)マーキング調査(ちょうさ)行っ(おこなっ)ています。

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