(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん)

カタクリ

(はる)訪れ(おとずれ)告げる(つげる)ピンク色(ぴんくいろ)妖精(ようせい)

  • ピンクの(はる)妖精(ようせい)

  • 早春(そうしゅん)(はやし)群生(ぐんせい)する
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 花粉(かふん)紫色(むらさきいろ)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • (はな)咲く(さく)(とし)までは(やく)7年間(ねんかん)葉っぱ(はっぱ)1(まい)だけ出す(だす)
    初夏(しょか)には()枯れ(かれ)(なつ)~(あき)()だけで過ごす(すごす)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • カタクリの実生(みしょう)(いち)(ねん)()松葉(まつば)のよう。 まだ種子(しゅし)(かわ)がついている。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • ()育つ(そだつ)ころから()黄ばみ(きばみ)始める(はじめる)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • 種子(しゅし)ができるころには()溶ける(とける)ようにしてなくなる。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • 実は(じつは)3つにさけて開く(ひらく)。 こぼれた種子(しゅし)はアリによって運ば(はこば)散布(さんぷ)される。
    種子(しゅし)にはエライオソームと呼ば(よば)れるアリにとっての「ごちそう」がついている。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • カタクリの(しろ)(はな)(しろ)()個体(こたい)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • カタクリ(ぐん)生地(きじ)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • はじめにおしべがのびて花粉(かふん)出す(だす)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • しばらくするとめしべの柱頭(ちゅうとう)がのびてきて、 花粉(かふん)受ける(うける)ようになる。
    ()(はな)花粉(かふん)がつくように時期(じき)をずらしている。
    写真(しゃしん) / htanaka

特徴(とくちょう)

早春(そうしゅん)にピンクの可愛らしい(かわいらしい)(はな)咲かせ(さかせ)ます。 その姿(すがた)可憐(かれん)でまさにスプリンクエフェメラル((はる)妖精(ようせい))のイメージです。
この(はな)咲く(さく)まで、 ()()てからなんと(やく)(ねん)かかると(げん)れています。 (はな)咲く(さく)(とし)まで毎年(まいとし)()を1(まい)だけ出し(だし)ます。
カタクリの球根(きゅうこん)からは良質(りょうしつ)なデンプンがとれます。 料理(りょうり)使う(つかう)片栗粉(かたくりこ)はカタクリが語源(ごげん)です
 
タイプ : ユリ()多年草(たねんそう)
(だい) き さ : (たか)さ 15-20cm、 ()(なが)さ 6-12cm
(はな)時期(じき) : 3-4(つき)
生息(せいそく)場所(ばしょ) : 山地(さんち)林内(りんない)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)沖縄(おきなわ)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ

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