21世紀の森と広場
コヒロハハナヤスリ
ヤスリの棒のような葉っぱ
特徴
一見するとなんかの草の芽生えみたいな姿をしていますが、これでも立派なシダ。棒ヤスリのような胞子を飛ばす葉と光合成のみする葉が共通の柄から分かれていて、花が咲いているように見えます。本種はハナヤスリの仲間としてはよく見られる種類ですが、小さくて見逃しやすいです。
大きさ:高さ20㎝ほど
観察の時期:春~秋(夏緑性)
生える場所:道ばたの土の上など
分布:本州~沖縄
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。