オウレンシダ

薬草の「オウレン」に似た葉っぱのシダ

  • 山地の林内や石垣に生える。
    写真 / 2023.7.31 長野県原村 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって葉を出す。
    写真 / 2021.6.11 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 石垣から葉をたくさん出している。
    写真 / 2023.8.1 長野県富士見市 S.Ikeda

  • 胞子のう群をつけていると表に浮き出る。
    写真 / 2023.7.11 東京都奥多摩町 S.Ikeda

  • 葉裏の胞子のう群は葉のフチにつく。
    包膜(ほうまく)はコップのような形。
    写真 / 2023.7.11 東京都奥多摩町 S.Ikeda

  • 葉柄は鱗片がない。
    毛もほとんどない。
    写真 / 2023.7.11 東京都奥多摩町 S.Ikeda

  • 新芽はぐるぐる巻き。
    写真 / 2021.6.11 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    細長くてやわらかい。
    写真 / S.Ikeda

特徴

山地でよく見られるシダです。 葉の形が、 白い花を咲かせるキンポウゲ科のオウレンの葉に似ていることからこの名があります。 雰囲気は近縁種のイヌシダに似ていますが、 イヌシダと違って毛が少ないので触ってもフワフワしません。
 
大きさ : 葉は20cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生育場所 : 山地の林内
分布 : 北海道~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​