イヌシダ

犬のようにモジャモジャした毛

  • 林内の石のすき間によく生えている。
    写真 / 2022.5.4 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子葉の方が切れ込みが深い。
    写真 / S.Ikeda

  • 栄養葉。
    切れ込みが胞子葉より浅い。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子葉の葉裏。
    胞子のう群は葉のフチにつく。
    保護する包膜(ほうまく)はコップ状で独特。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄には白っぽい長毛が密にある。
    写真 / 2023.4.2 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄基部にも毛がある。
    鱗片はない。
    写真 / 2023.4.2 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 新芽も毛むくじゃら。
    くるぐる。
    写真 / 2023.4.2 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 栄養葉のみの幼株。
    あまり目立たないシダなので見逃しやすい。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

特徴

山地の斜面によく見られるシダです。 全体長い毛が多くてフサフサすることが特徴で、 和名はこれが犬に例えられたとする説があります。 シダとしては小さめなので、 あまり目立ちません。
 
大きさ : およそ20cmくらい
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の斜面や石のすき間
分布 : 北海道~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​