日本にはクラマゴケモドキという植物もいます。 モドキなのだからクラマゴケと同じくシダ植物というイメージがつきやすいかもしれません。
…しかし、 クラマゴケモドキは維管束のないれっきとした「コケ植物」!モドキの方が真のコケなのです…。
クラマゴケ
地面をはう「シダ植物」
特徴
暖かい地域の林内の地上一面によく生えています。 名前や形から紛らわしいですがシダ植物で、 水や養分を運ぶ管の維管束(いかんそく)をもっています。 クラマは京都の鞍馬山が由来です。
大きさ : 茎は数十㎝になる
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 日本(北海道(渡島), 本州, 四国, 九州, 琉球), 朝鮮, 台湾, 中国, 南アジア, 東南アジア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。