ホウライシダ

アジアンタムで有名なシダ

  • 水路沿いによく生える。
    ホウライシダ属を意味するAdiantumの一種。
    写真 / 2023.3 神奈川県江の島 S.Ikeda

  • 根茎を短くはって葉をたくさん出す。
    斜面に群生している。
    写真 / 2023.3 神奈川県江の島 S.Ikeda

  • 沖縄本島の滝のそばにて。
    本来の自生と思われる。
    写真 / 2023.3 沖縄県本島 S.Ikeda

  • 葉裏。
    細長い胞子のう群がつく。
    育てていたアジアンタムに出ると、 病気や虫に間違われることもあるんだとか。
    写真 / 2021.10 千葉県 S.Ikeda

  • 胞子のう群は葉の切れ込みごとに数個つく
    葉のフチが内側に曲がって胞子のう群を包む。
    これを偽包膜(ぎほうまく)という。
    写真 / 2022.8 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    明るい茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2022.8 千葉県 S.Ikeda

  • 葉柄。
    黒っぽくて硬い。
    写真 / 2022.8 千葉県 S.Ikeda

特徴

南日本に分布するシダで、 アジアンタムという名前でよく知られています。 葉は扇形の小羽片にいくつも分かれた形をしていて、 その裏のフチ沿いに胞子のう群をつけます。 葉柄は赤紫色で光沢があってきれいです。
 
葉の長さ : 10~30cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 岩場や水路沿い
分布 : 本州(関東以西)、 四国、 九州、 琉球、 その他熱帯広域

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

よく育てられるのは…じつは別種

園芸種として南アメリア原産のコバホウライシダ(学名Adiantum raddianum)がよく栽培されます。 こちらは葉の切れ込みがあまり横に広がらず、 胞子のう群が丸みがある(円腎形)ことなどから見分けられるほか、 冬の寒さに弱いです。 よって本土で野生化しているのは基本的にホウライシダです。

  • コバホウライシダの園芸品種"フラグランス”
    鉢植えでよく育てられる。
    写真 / 2022.9.23 S.Ikeda

  • フラグランスの葉の拡大。
    ホウライシダよりも細かい感じ。
    写真 / 2022.9.23 S.Ikeda

  • フラグランスの胞子のう群。
    ホウライシダよりも丸め(円腎形)。
    写真 / 2022.9.23 S.Ikeda

  • アジアンタム同士の比較。
    写真 / 2022.9.23 S.Ikeda

見られる散歩道

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