21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

ホウライシダ

アジアンタムで有名(ゆうめい)なシダ!

  • 水路(すいろ)沿い(ぞい)によく生える(はえる)
    アジアンタムは(ぞく)(めい)のAdiantumが由来(ゆらい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 斜面(しゃめん)群生(ぐんせい)している。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()(じょう)群生(ぐんせい)している。 根茎(こんけい)短く(みじかく)はう。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 沖縄(おきなわ)本島(ほんとう)(たき)のそばにて。
    本来(ほんらい)自生(じせい)思わ(おもわ)れる。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • ()(うら)には細長い(ほそながい)胞子(ほうし)のう(ぐん)がつく。
    育て(そだて)ていたアジアンタムに出る(でる)と、 病気(びょうき)(むし)間違わ(まちがわ)れることもあるんだとか。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 1つの裂片の拡大(かくだい)
    胞子(ほうし)のう(ぐん)()切れ込み(きれこみ)ごとに(すう)()つく。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)黒っぽく(くろっぽく)硬い(かたい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)基部(きぶ)根茎(こんけい)には明るい(あかるい)茶色(ちゃいろ)鱗片(りんぺん)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • 若葉(わかば)多く(おおく)のシダとちがって渦巻き(うずまき)ではない。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • やさしく切れ込ん(きれこん)()美しい(うつくしい)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

特徴(とくちょう)

(みなみ)日本(にっぽん)分布(ぶんぷ)するシダで、 アジアンタムとしてよく栽培(さいばい)されています。 しかし、 東京(とうきょう)周辺(しゅうへん)などではこの栽培(さいばい)(ひん)野生(やせい)()し、 水路(すいろ)(わき)などでよく()られるようになりました。 このような外来(がいらい)(しゅ)特に(とくに)国内(こくない)外来(がいらい)(しゅ)」と呼び(よび)ます。
 
大き(おおき)さ : およそ20cmほど
観察(かんさつ)時期(じき) : 一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)(せい))
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 湿っ(しめっ)岩場(いわば)水路(すいろ)沿い(ぞい)
分布(ぶんぷ) : 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう)琉球(りゅうきゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

トピック

園芸(えんげい)(しゅ)として南ア(なんあ)メリア原産(げんさん)のコバホウライシダ(Adiantum raddianum)もよく栽培(さいばい)されます。 こちらは()切れ込み(きれこみ)があまり(よこ)広がら(ひろがら)ず、 胞子(ほうし)のう(ぐん)丸み(まるみ)がある((えん)(じん)(がた))ことなどから見分け(みわけ)られるほか、 (ふゆ)(さむ)さに弱い(よわい)です。 よって、 本土(ほんど)野生(やせい)()しているのは基本(きほん)(てき)にホウライシダです。

  • コバホウライシダの園芸(えんげい)品種(ひんしゅ)"フラグランス”
    鉢植え(はちうえ)でよく育て(そだて)られる。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • フラグランスの()拡大(かくだい)
    ホウライシダよりも細かい(こまかい)感じ(かんじ)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • フラグランスの胞子(ほうし)のう(ぐん)
    ホウライシダよりも丸め(まるめ)((えん)(じん)(がた))。
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

  • アジアンタム同士(どうし)比較(ひかく)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

()られる散歩道(さんぽみち)

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