アサザ

  • 花冠は5つに深く裂けてフチがほつれる。
    午前中に咲く。
    写真 / 2021.5.23 千葉県松戸市 21世紀の森と広場 S.Ikeda

  • 浅い池に群生している。
    各地で減少が著しく、 絶滅した地域も珍しくない。
    写真 / 2021.5.23 千葉県松戸市 21世紀の森と広場 S.Ikeda

  • 葉は円形に近く、 基部は深い心形。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 21世紀の森と広場 S.Ikeda

  • 葉裏。 葉は2週間程度で生え変わるといわれ、 実際にこの葉は地下茎から既に外れていた。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 21世紀の森と広場 S.Ikeda

特徴

春から夏に咲く黄色い花がきれいな水生植物です。 地下茎は水中を長くはい、 葉柄が長く伸びて葉を水面に浮かばせます。 和名は朝早くに咲くからとするものや、 浅瀬に生えるからとする説があります。 生育地となる池が開発等で減少していることから2022年現在環境省によって準絶滅危惧に指定されています。
 
タイプ : ミツガシワ科の多年草
大きさ : 花の径3~4cm
花の時期 : 5-8月
生育場所 : 湖沼や池
分布 : 本州~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道

執筆協力 : 田中ひとみ