ヤワラシダ

やわらかさよりは色が独特

  • 低地の林内に多い。
    写真 / 2024.5.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 根茎を長くはって葉を出す。
    若葉は色が黄色っぽい。
    写真 / 2021.6.15 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉先。
    剣のように細く伸びる。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 羽片。
    表面はくすんだ緑色。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 最下羽片の基部は縮まる。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は円形で、 フチと脈の中間につく。
    包膜はCの形。
    写真 / 2021.6.15 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉脈はフチに届かない。
    裂片のフチはやや波状に切れ込む。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    茶色っぽい鱗片が少しある。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 葉軸。
    短い毛が多い。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

  • 新芽。
    くるくる。
    写真 / 2024.5.22 神奈川県相模原市 S.Ikeda

特徴

都市公園でもよく見られる身近なシダ。 葉はくすんだ緑色をしていて、 葉先が剣のように細く伸びます。 名前は葉がやわらかいことに由来しますが、 似たシダでやわらかいものはたくさんあるので種の区別にはなりません。
 
葉の長さ : 30cmくらい
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 本州、 四国、 九州、 屋久島、 朝鮮、 台湾、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​