アキノタムラソウ

アキ・・といっても夏から咲いてる

  • 茎の先が長く伸びて花穂となり、 薄紫色~青紫色の花を輪生する。
    写真 / 2021.7.30 千葉県加曾利貝塚 MayaN

  • 花は7月初旬から咲き始める。
    写真 / 2019.7.7 茨城県石岡市 htanaka

  • 唇形の花はやや斜め上を向いて咲き、 雄しべは2本で、 はじめは上唇に沿って上へのびる。
    写真 / 2022.8.7 筑波山 htanaka

  • 雄しべは花が咲いて時間がたつとくるりと下向きに曲がる。
    写真 / 2022.7.12 茨城県筑波実験植物園 htanaka

  • 茎は断面が四角で葉は対生し、 3出複葉、 1~2回羽状複葉、 単葉など変異が大きい。
    写真 / 2019.7.7 茨城県石岡市 htanaka

  • 野原に生育する。
    写真 / 2021.7.30 千葉県加曾利貝塚 MayaN

  • 生育環境や草刈り管理などで、 長い穂にならないことも多い。
    写真 / 2021.7.14 千葉県加曾利貝塚 MayaN

特徴

花は夏から晩秋まで長く見られます。 園芸植物のサルビアの仲間で、 花の形がよく似ています。
タムラソウはキク科のアザミの仲間で縁もゆかりもなく、 なぜこの名になったのか不明です。
  
タイプ : シソ科アキギリ属の多年草
大きさ : 高さ20-80cm
花の時期 : 7-11月
生育場所 : 明るい草地、 林縁、 道ばたなど
分布 : 本州~琉球 朝鮮、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ