ヒメキマダラセセリ

林縁を飛ぶ小さなオレンジ色のチョウ

  • オレンジ色のはねが美しく、 黒い線がある。
    写真 / 2022.8.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • 黒い線が目立つ。
    写真 / 2021.6.1 千葉市若葉区 MasakoT

  • オス。 はねを半開きにしてとまる。
    写真 / 2022.5.22 東京都八王子市 MasakoT

  • メス。 メスの紋は他のセセリチョウと似ている。
    写真 / 2018.5.13 千葉県君津市 MasakoT

  • アザミの花は虫たちのレストラン。
    写真 / 2023.5.31 千葉市若葉区 MasakoT

  • 花の蜜を吸っている。
    写真 / 2023.5.27 千葉県佐倉市 MasakoT

特徴

オレンジ色がかった黄色の小さなセセリチョウ。 里山や山地の林縁を敏速に飛び、 いろいろな花を訪れ、 地面で給水も行います。 春(5~6月)と夏(8~9月)、 年2回発生します。 幼虫越冬。
 
大きさ : 開張26~32mm
食べもの : 幼虫はイネ科(チヂミザサ、 アシボソなど)やカヤツリグサ科の植物の葉 成虫はいろいろな花の蜜、 獣フンなど
成虫が見られる時期 : 5~9月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

よく似たチョウにキマダラセセリがいます。
キマダラセセリとヒメキマダラセセリの大きさはほぼ同じです。
はねを閉じたとき、 キマダラセセリの裏ばねはまだら模様、 ヒメキマダラセセリの裏ばねは黒い筋が目立ちます。