シブイロカヤキリ

口の周りが黒い冬を越すキリギリス

  • 枯れ葉にいると目立たない。
    写真 / 2022.4.22 千葉市若葉区 MasakoT

  • 少し寸詰りで、 あしは短い。
    写真 / 2022.4.13 千葉県市川市 MasakoT

  • おっととと、 しっかりつかまって。
    写真 / 2022.4.13 千葉県市川市 MasakoT

  • 頭の先はとがり、 顔の下半分が黒い。
    写真 / 2019.12.18 千葉市若葉区 MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / 2024.9.18 千葉県市川市 MasakoT

  • 幼虫(メス)。
    写真 / 2024.9.18 千葉県市川市 MasakoT

特徴

くすんだ褐色で、 頭の先が尖っているキリギリスの仲間。 ススキ、 ヨシなど背の高いイネ科植物が多い草はらで見られます。 秋に成虫になり、 そのまま冬を越し、 翌年の春から初夏の夜に、 「ジャー」としわがれた大きな声で鳴きます。 メスは、 イネ科植物の根元近くの葉鞘に産卵します。
  
大きさ : 全長36~46mm
食べ物 : イネ科植物など
成虫が見られる時期 : 4~7月 10~12月 (成虫越冬)
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

似ているクビキリギスは、 口の周りが赤いですが、 シブイロカヤキリは黒いです。