ベニテングタケ

高原に傘をひろげる美しい毒きのこ

  • シラカバの近くにはえるベニテングタケ。
    写真 / 2018.9.26 新潟県妙高市 大作晃一

  • シラビソの近くにはえるベニテングタケ。
    写真 / 2022.9.12 福島県桧枝岐村 大作晃一

  • 傘の表面に白色のいぼがあり、 周辺部に少し溝線がある。
    写真 / 2018.9.26 新潟県妙高市 大作晃一

  • ひだは白色。
    写真 / 2018.9.26 新潟県妙高市 大作晃一

  • 柄は白色で膜状のつばをもつ。
    写真 / 2018.9.26 新潟県妙高市 大作晃一

  • 柄の根もとはふくらみ、 つぼのなごりが環状に付着する。
    写真 / 2018.9.26 新潟県妙高市 大作晃一

特徴

おもにシラカバの近くに生えるので高原にいかないと見ることができません。
殺虫作用があり、 きのこをミルクに漬け込んだり、 きのこの煮汁で、 ハエとりに利用したこともあったそうです。
 
大きさ : 傘の直径は6~15cm
生える時期 : 夏~秋
生える場所 : おもにシラカバなどのカバノキ属またはマツ科の樹木の近く。

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

食用きのこのタマゴタケとにている毒きのこです。 傘の白いいぼは雨でとれやすいので、 いぼの有無だけで判断しないでください。 ひだや柄の色、 つぼの形で判断してください。

執筆協力 : 大作晃一