オオホウライタケ

落ち葉に白いマットをひろげる森のお掃除屋さん。

  • 落ち葉の上にたくさんはえるオオホウライタケ。
    写真 / 2022.7.12 群馬県前橋市 大作晃一

  • 傘は薄褐色で放射状の溝がある。
    写真 / 2010.6.27 茨城県真壁町 大作晃一

  • ひだは傘より淡色。
    写真 / 2010.6.27 茨城県真壁町 大作晃一

  • 柄の表面は繊維状。
    写真 / 2010.6.27 茨城県真壁町 大作晃一

  • 柄の根もとは白色の菌糸のマットがひろがる。
    写真 / 2010.6.27 茨城県真壁町 大作晃一

特徴

オオホウライタケのはえてるあたりの落ち葉をめくると、 白色の菌糸のマットがひろがっています。 ときに数メールにわたってひろがってます。 菌糸は酵素で落ち葉をとかし、 菌糸の表面から栄養を吸収します。 いろいろなきのこが落ち葉を分解しています。 もし、 きのこがいなかったら、 森の樹木は落ち葉にうもれてしまいますね!
 
大きさ : 傘の直径は4~10cm
生える時期 : 春~秋
生える場所 : 広葉樹や針葉樹、 タケなどの落ち葉の上

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。

見られる散歩道