ノウタケ

森にころがる頭蓋骨。

  • 皮がめくれる寸前のノウタケ。
    写真 / 2022.10.10 千葉県野田市 大作晃一

  • 皮がめくれ、 粉状の胞子がみえる。
    写真 / 2022.9.16 千葉県野田市 大作晃一

  • 胞子をほとんど出しきったノウタケ。
    写真 / 2022.9.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 未熟なノウタケ。
    写真 / 2012.5.28 茨城県つくば市 大作晃一

  • 未熟なノウタケの断面は白い。 黄色の汁を出しながら成熟していく。
    写真 / 2012.5.28 茨城県つくば市 大作晃一

  • 成熟したノウタケ。
    写真 / 2022.9.16 千葉県野田市 大作晃一

  • 成熟したノウタケの断面は茶色。 上部の色の濃くなっている部分に胞子がある。
    写真 / 2022.9.16 千葉県野田市 大作晃一

  • 胞子はスポンジのような菌糸のすきまにあるで、 すぐにはなくならない。
    写真 / 2022.9.16 千葉県野田市 大作晃一

特徴

脳のような頭部の皮がめくれて、 胞子を分散させます。 胞子は少しずつ放出され、 最後は根もとだけが残ります。 根もとはほとんど腐ったりしないので冬になってもみつかります。
 
大きさ : 頭部の直径は5~15cm 
生える時期 : 初夏~秋
生える場所 : おもに広葉樹の近く

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

おもしろトピック

内部が白いときには食用になります。 黄色い汁がでてくると悪臭を放つので、 食用にむきません。

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。