キバナアキギリ

学名(がくめい)は「日本(にっぽん)のサルビア」という意味(いみ)

  • クリームイエローの美しい(うつくしい)(はな)
    写真(しゃしん) / 2016.10.12 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (はな)は2(くちびる)(がた)広く(ひろく)開口(かいこう)する。
    写真(しゃしん) / 2016.9.26 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • 上唇(うわくちびる)(した)(がわ)沿っ(そっ)(あか)紫色(むらさきいろ)雌しべ(めしべ)(はな)(ばしら)伸び(のび)(そと)突き出る(つきでる)雌しべ(めしべ)柱頭(ちゅうとう)は2つに裂け(さけ)ている。 その(した)(がわ)には2(ほん)雄しべ(おしべ)がある。
    写真(しゃしん) / 2020.9.6 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • (しも)(くちびる)には(うえ)雄しべ(おしべ)から続く(つづく)1(たい)(あか)紫色(むらさきいろ)退化(たいか)した雄しべ(おしべ)があって、 昆虫(こんちゅう)がここに乗る(のる)と、 てこの原理(げんり)(うえ)にある雄しべ(おしべ)のやくが昆虫(こんちゅう)背中(せなか)降り(おり)花粉(かふん)をつける。
    写真(しゃしん) / 2016.9.7 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (はな)十字(じゅうじ)対生(たいせい)になって(くき)につく。 がくには長い(ながい)()がある。
    写真(しゃしん) / 2019.10.7 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • ()対生(たいせい)につき、 3(かく)(じょう)ほこ(がた)基部(きぶ)左右(さゆう)張り出し(はりだし)て、 ふちには鋸歯(きょし)がある。
    写真(しゃしん) / 2022.9.15 茨城(いばらき)(けん)八溝山(やみぞさん) htanaka

特徴(とくちょう)

花壇(かだん)によく植え(うえ)られるブラジル原産(げんさん)赤い(あかい)サルビアとよく()(かたち)黄色い(きいろい)(はな)咲かせる(さかせる)(あき)野草(やそう)です。 名前(なまえ)由来(ゆらい)は、 (あき)咲く(さく)(きり)(キリ)の(はな)によく()(はな)黄色い(きいろい)ので、 ()(はな)(あき)(きり)(キバナアキギリ)です。 (みつ)吸い(すい)来る(くる)ハナバチなどの昆虫(こんちゅう)花粉(かふん)運ん(はこん)でもらうための見事(みごと)仕掛け(しかけ)(はな)にはあります。 (HT)
 
タイプ : シソ()アキギリ(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ 20-40cm、 (はな)(なが)さ2.5-3.5cm、 ()(なが)さ5~10cm
(はな)時期(じき) : 8-10(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : (やま)木陰(こかげ)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

()られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ