ミヤマカワトンボ

大きく美しい渓流の女王

  • メスのはねの先の方にある白い紋は、 偽縁紋(ぎえんもん)と呼ばれる。
    写真 / 2022.6.13 東京都八王子市 MasakoT

  • メス。 渓流の岩によくとまる。
    写真 / 2022.5.22 東京都八王子市 MasakoT

  • メス。 はねには褐色の帯がある。
    胸部は金属光沢がある。
    写真 / 2019.6.17 群馬県渋川市 MasakoT

  • オス。 オスは渓流の岩の上にとまり、 縄張りを持つ。
    写真 / 2017.6.20 東京都八王子市 MasakoT

  • オス。 トンボの中では珍しく、 縁紋がない。
    胸部や腹部に金属光沢がある。
    写真 / 2022.6.13 東京都八王子市 MasakoT

特徴

山地の渓流で見られるカワトンボの仲間。 はねを閉じてとまるトンボの中では、 日本一大きい種類です。 はねは赤褐色で、 トンボの中では珍しく縁紋がなく、 メスには偽縁紋(ぎえんもん)と呼ばれる白い紋があります。 日本固有種。
 
大きさ : 体長64~78mm
食べ物 : 幼虫は水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 5~10月 (5~8月に多い)
分布 : 北海道、 本州(千葉県を除く)、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​