ヤマソテツ

山(やま)に生える(はえる)ソテツみたいなシダ

日本海(にほんかい)側(がわ)の林内(りんない)に多い(おおい)。
葉(は)をソテツのような形(かたち)に広げる(ひろげる)。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
胞子(ほうし)葉(は)と栄養(えいよう)葉(は)で形(かたち)が大きく(おおきく)違う(ちがう)。
写真(しゃしん) / S.Ikeda
栄養(えいよう)葉(は)は地面(じめん)に伏せる(ふせる)ように生える(はえる)。
写真(しゃしん) / 2023.10.21 鹿児島(かごしま)県(けん)屋久島(やくしま) S.Ikeda
フチに粗い(あらい)ギザギザ(鋸歯(きょし))がある。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
葉(は)裏(うら)。
栄養(えいよう)葉(は)なので胞子(ほうし)のうはない。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
胞子(ほうし)葉(は)は胞子(ほうし)生成(せいせい)に特(とく)化(か)して細い(ほそい)。
胞子(ほうし)を遠く(とおく)に飛ばす(とばす)ために立つ(たつ)。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
胞子(ほうし)葉(は)の羽(はね)片(へん)。
基部(きぶ)に柄(え)がない。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
葉柄(ようへい)基部(きぶ)。
鱗片(りんぺん)や毛(け)はない。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
子ども(こども)の株(かぶ)。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
少し(すこし)奇形(きけい)の葉(は)。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
大きな(おおきな)株(かぶ)は迫力(はくりょく)がある。
日本海(にほんかい)側(がわ)の山地(さんち)林内(りんない)ではごくふつう。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda

特徴(とくちょう)

日本海(にほんかい)側(がわ)によく見(み)られるシダです。葉(は)を1か所(かしょ)からたくさん出す(だす)姿(すがた)は裸子植物(らししょくぶつ)のソテツに見え(みえ)なくないかも？名前(なまえ)の似(に)ているヤブソテツとは分類(ぶんるい)が大きく(おおきく)異なり(ことなり)ます。日本(にっぽん)固有(こゆう)種(しゅ)です。
　
葉(は)の長(なが)さ：50cmくらい
観察(かんさつ)の時期(じき)：ふつう春(はる)~秋(あき)(夏(なつ)緑(みどり)性(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ)：山地(さんち)の林内(りんない)
分布(ぶんぷ)：日本(にっぽん)(北海道(ほっかいどう), 本州(ほんしゅう), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう), 屋久島(やくしま))

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。