イヌガンソク

胞子を飛ばす葉が鳥のガンの足?

  • 低地から山地の林内に生える。
    大きな葉を広げる。
    写真 / 2021.5.2 新潟県阿賀野市 S.Ikeda

  • 根茎を短くはうか斜上して葉を出す。
    大きな葉が目立つ。
    写真 / 2023.8.18 長野県原村 S.Ikeda

  • 胞子葉(→)と栄養葉(←)
    胞子葉は小さい。
    写真 / S.Ikeda

  • 幅広く大きな栄養葉。
    写真 / 2023.8.18 長野県原村 S.Ikeda

  • 葉先が急に細くなるのも特徴。
    写真 / 2022.9.27 岩手県西和賀町 S.Ikeda

  • 葉裏。 栄養葉なので胞子のう群はない。
    側脈は単条。
    写真 / 2022.9.27 岩手県西和賀町 S.Ikeda

  • 胞子葉は秋に出て春まで残る。
    ガン(雁)の足に似ている?
    写真 / 2021.5.2 新潟県阿賀野市 S.Ikeda

  • 葉柄基部には茶色い鱗片が多い。
    写真 / 2022.9.27 岩手県西和賀町 S.Ikeda

特徴

人里近くの林内や林縁によく見られる大きなシダです。 ガンソクは山菜になるクサソテツ(コゴミ)の別名で、 植物名でイヌは主に劣っているという意味があります。 つまり、 この場合は食べるのに適さないという意味です。
 
大きさ : 長さ1mになる
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 人里近くの林内
分布 : 北海道~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道