クサソテツの新芽は山菜名「コゴミ」で知られいて、 とても美味なシダです。 コゴミの名は人がかがんでいる姿に似ていることに由来します。
コゴミはスーパーでもよく売られています。 ゼンマイやワラビと違ってアクが少ないのでそのまま調理しても美味しく食べることができます。 おススメは天ぷらやお浸し、 和え物!
クサソテツ(コゴミ)
緑色が美しくておいしい山菜
特徴
人里近くの湿った場所に多いシダ。 光合成をする葉は下ほど縮まる形をしていて、 葉裏に胞子のうをつけません。 胞子を飛ばす葉は小さく、 夏の終わりに出てきます。 放射状に葉をたくさん出す姿は草っぽいソテツに見えます。
葉の長さ : 80cmくらい
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 湿った草地
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 中国、 ロシア、 北米
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。