オオバショリマ

下(した)に行く(いく)ほど縮まっ(ちぢまっ)ていくよ

標高(ひょうこう)のある明るい(あかるい)場所(ばしょ)に多い(おおい)。
写真(しゃしん) / 2023.9.25 群馬(ぐんま)県(けん)みなかみ町(まち) S.Ikeda
根茎(こんけい)を斜(はす)上(じょう)から直立(ちょくりつ)させて葉(は)を出す(だす)。
写真(しゃしん) / 2023.9.25 群馬(ぐんま)県(けん)みなかみ町(まち) S.Ikeda
しばしば群生(ぐんせい)する。
写真(しゃしん) / 2023.9.25 群馬(ぐんま)県(けん)みなかみ町(まち) S.Ikeda
葉(は)は下(した)になるにつれて縮まる(ちぢまる)。
写真(しゃしん) / 2023.9.24 群馬(ぐんま)県(けん)片品(かたしな)村(むら) S.Ikeda
葉(は)裏(うら)。
丸い(まるい)胞子(ほうし)のう群(ぐん)をつける。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
胞子(ほうし)のう群(ぐん)は葉(は)のフチ寄り(より)につける。
包(つつみ)膜(まく)はCの形(かたち)。そのフチには小さな(ちいさな)突起(とっき)がある。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda
葉柄(ようへい)基部(きぶ)には明るい(あかるい)茶色(ちゃいろ)の鱗片(りんぺん)が多い(おおい)。
写真(しゃしん) / 2022.9.26 山形(やまがた)県(けん)最上(もがみ)町(まち) S.Ikeda

特徴(とくちょう)

高山(たかやま)の草地(くさち)や湿原(しつげん)によく見(み)られるシダ。ショリマはヒメシダの別名(べつめい)で、それより大きく(おおきく)なることからこの名前(なまえ)があります。下(した)ほど縮まる(ちぢまる)葉(は)形(がた)が特徴(とくちょう)的(てき)です。
　
葉(は)の長(なが)さ：60cmくらい
観察(かんさつ)の時期(じき)：春(はる)~秋(あき)(夏(なつ)緑(みどり)性(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ)：山地(さんち)の草地(くさち)や林(はやし)縁(ゆかり)
分布(ぶんぷ)：日本(にっぽん)(北海道(ほっかいどう), 本州(ほんしゅう), 四国(しこく), 屋久島(やくしま)), 朝鮮(ちょうせん), 中国(ちゅうごく), 極東(きょくとう)ロシア, 北米(ほくべい)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。