ミカワリシダ

"身変わり"シダ

  • 林内の斜面に生える。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県 石垣島 S.Ikeda

  • 根茎を短くはって葉を出す。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県 石垣島 S.Ikeda

  • 幼い葉は切れ込みが分かれない。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県 石垣島 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群は円形。
    葉のフチ寄りにたくさんつける。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県 石垣島 S.Ikeda

  • 斜面に大量のミカワリ。
    写真 / 2022.6.7 沖縄県 石垣島 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    SFの宇宙船にありそうな形。
    写真 / S.Ikeda

特徴

日本では琉球の八重山諸島にのみ見られるナナバケシダの仲間のシダ。 名前は成長ごとに葉の形を変える”身変わり”に由来しているのではないかといわれています。 ですが実際はナナバケシダ科のほかの例のごとく、 そこまで七変化ではなかったりします。
 
葉の長さ : 30㎝ほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 日本(八重山諸島), 台湾, 中国南部, ベトナム, スリランカ

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​