日本のナナバケシダ科は全て琉球に自生しています。
代表種であるナナバケシダの他にハルランシダ、 コモチナナバケシダ、 カワリウスバシダ、 ミカワリシダ、 カレンコウアミシダ、 ウスバシダ、 ナガバウスバシダ、 ワラビツナギが見られます。
ナナバケシダ
葉形が七化け?な熱帯のシダ
特徴
日本では亜熱帯の琉球にのみ見られるナナバケシダ科の代表的なシダ。 のっぺりとした大きな葉が目を引きます。 葉形に変化が富むことから七化けシダという由来をもちますが、 実際にはそこまで七変化ではなかったりします。
葉の長さ : 1mほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林内
分布 : 日本(徳之島以南の琉球), 台湾, 中国南部, インド, 東南アジアなど
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。