トガクシデンダ

戸隠山が由来の、 石灰岩が好きなシダ!

  • 主に石灰岩地に生える。
    デンダはシダの古い言い方。
    写真 / 2022.6.12 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 細かい葉がきれい。
    写真 / 2022.6.11 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 胞子のう群は丸くてフチ寄り。
    包膜はフチが毛のように裂ける。
    写真 / 2022.6.11 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 葉柄基部には明るい茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2022.6.12 埼玉県秩父市 S.Ikeda

  • 写真では見えないが、 葉柄の基部から3分の1の部分(矢印あたり)には関節がある。 他種との区別点になる大きな特徴。
    写真 / 2022.6.12 埼玉県秩父市 S.Ikeda

特徴

高山などの石灰岩地に生えるイワデンダの仲間のシダ。 細かく切れ込んだ葉はやわらかく、 やさしい感じがします。 名前は長野県の戸隠山に由来します。
 
葉の長さ : 10cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 標高ある石灰岩地
分布 : 北海道、 関東、 中部、 徳島県

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​