イワデンダ科は日本に7種ほど自生しています。 葉は細長くて30㎝ほどの小さいシダが多いです。
フクロシダを除いて葉柄に関節をもつのが1つの大きな特徴で、 種類によって位置が異なります。
イワデンダ
関節をもつシダ
特徴
涼しい山地の岩場に生えるシダ。 葉は細長めで、 白っぽい黄緑色をしていて、 羽片は丸みがあって基部上側が出っぱります。 葉裏の胞子のう群は円形で目立ち、 葉柄の最上部には関節があります。
葉の長さ : 20~40cm
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 山地の岩場
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 朝鮮、 台湾、 中国、 極東ロシア
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
