ケロウジ

傘(かさ)の裏(うら)は針(はり)状(じょう)で、とっても苦い(にがい)きのこ。

アカマツの近く(ちかく)に生える(はえる)ケロウジ。
写真(しゃしん) / 2022.10.2 山梨(やまなし)県(けん)北(きた)杜(もり)市(し) 大作(たいさく)晃一(こういち)
傘(かさ)の表面(ひょうめん)は小さな(ちいさな)鱗片(りんぺん)がある。
写真(しゃしん) / 2022.10.2 山梨(やまなし)県(けん)北(きた)杜(もり)市(し) 大作(たいさく)晃一(こういち)
傘(かさ)の裏面(りめん)は針(はり)状(じょう)。
写真(しゃしん) / 2022.10.2 山梨(やまなし)県(けん)北(きた)杜(もり)市(し) 大作(たいさく)晃一(こういち)
柄(え)の根(ね)もとは青色(あおいろ)をおびる。
写真(しゃしん) / 2022.10.2 山梨(やまなし)県(けん)北(きた)杜(もり)市(し) 大作(たいさく)晃一(こういち)
断面(だんめん)の柄(え)の根(ね)もとは青色(あおいろ)をおびる。肉(にく)は苦い(にがい)。
写真(しゃしん) / 2022.10.2 山梨(やまなし)県(けん)北(きた)杜(もり)市(し) 大作(たいさく)晃一(こういち)

特徴(とくちょう)

傘(かさ)の裏(うら)が針(はり)状(じょう)で、食用(しょくよう)きのこのコウタケと似(に)ていてます。ケロウジの傘(かさ)の中央(ちゅうおう)部(ぶ)はへこまず、傘(かさ)の表面(ひょうめん)の鱗片(りんぺん)はほとんど立ち上がり(たちあがり)ません。柄(え)の根(ね)もとは青色(あおいろ)をおびます。味(あじ)はとても苦い(にがい)です。
　
大き(おおき)さ：傘(かさ)の直径(ちょっけい)は5～10cm
生える(はえる)時期(じき)：秋(あき)
生える(はえる)場所(ばしょ)：アカマツなどのマツ科(か)の樹木(じゅもく)の近く(ちかく)。

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

似(に)たきのこ

類縁(るいえん)関係(かんけい)のはなれたニカワハリタケやカノシタなども傘(かさ)の裏(うら)が針(はり)状(じょう)になるきのこです。

きのこの注意(ちゅうい)点(てん)

食用(しょくよう)きのこの種類(しゅるい)がわかるようになるには、正しい(ただしい)知識(ちしき)と十分(じゅうぶん)な経験(けいけん)が必要(ひつよう)です。確実(かくじつ)にわからないきのこは食べ(たべ)ないでください。中毒(ちゅうどく)して死ぬ(しぬ)こともあります。