身近なシダではウラジロが少し似ています。
●ウラジロは①コシダより大きくなり、 ②小羽片は深く切れ込み、 ③1本の軸からのみ羽片を出し、 ④胞子のう群は1つにつき胞子のう1~4個と少ないことなどが特徴です。
コシダ
小さいシダ?いやそんなことはない!
特徴
暖かい地域にごくふつうに見られるシダです。 正月飾りにも使われるウラジロのの別名がオオシダで、 それより小さいことからコシダといいます。 とはいえ、 本土でみられるシダの中では大きめで、 斜面に一面に生えることもあります。
大きさ : 1mをこえる
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 乾いた斜面
分布 : 日本(本州(新潟-福島以西), 四国, 九州, 琉球), 世界の亜熱帯と熱帯の広域
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。