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ウラジロ

正月飾りでおなじみのシダ

  • 林道沿いに多い。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 幼株の葉。
    写真 / 2022.5 千葉県 S.Ikeda

  • 根茎を長くはってよく群生する。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 羽片の拡大。
    表面は厚みとツヤがある。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 小羽片は葉軸と垂直近くにつく。
    カネコシダとの1つの区別点。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 葉裏は白っぽい。
    しかしヒメウラジロには及ばない。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 胞子のう群はつけるのがまれ。
    1つに胞子のうが1~4個。 包膜はない。
    裂片先は丸みがある。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 羽片の分枝点。
    休止芽がある。
    春になると…
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 春になると休止芽がびよーんと伸びる。
    写真 / 2021.3 静岡県 S.Ikeda

  • 新芽。
    茶色っぽい鱗片が多いが後にはがれる。
    写真 / 2023.3 愛知県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    茶色っぽい鱗片が多い。
    写真 / 2022.10 千葉県 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    1本の軸から羽片がV字に出続ける。
    それに伴って下部の羽片は枯れていく。
    写真 / S.Ikeda

特徴

暖かい地域で、 しばしば道路沿いを覆いつくすように群生する大きなシダ。 逆Vの字形の葉はシダの中でも変わっていて、 その名の通り葉裏が白っぽいです。 シダなので花が咲かず、 葉裏に円形の胞子のう群をまれにつけます。
 
葉の長さ : 80~200cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低地の乾いた斜面や林内
分布 : 本州(宮城以南)、 四国、 九州、 琉球、 朝鮮、 台湾、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。

正月飾りとして

ウラジロは正月飾りとしてポピュラーです。 飾られる理由としては…
 
①葉裏が白い
  →心のきれいさの象徴
②羽片が対になって出る
  →夫婦円満の象徴
③葉先が伸び続ける
  →常に栄える象徴 
などの意味で縁起が良いとされます。

似た仲間との見分け方

近縁種はコシダとカネコシダです。
 
コシダはウラジロと混じって生えていることが多い。 ①ウラジロより小さく、 ②小羽片は深く切れ込まず、 ③1本の軸から2本の軸を出すように2又を繰り返し、 ④胞子のう群は1つにつき胞子のう8~15個と多くなります。
 
●カネコシダはウラジロと同属でよく似ていますがより希少。 ①九州以南に分布し、 ②葉裏はあまり白くなく、 ③小羽片は細くて葉軸と斜め(鋭角)につき、 ④小羽片の裂片先は尖ります。

  • 緑は羽片、 赤は軸(葉軸と葉柄)
    写真 / S.Ikeda