ナガバチヂレゴケ

まるでパーマみたいな葉っぱ!

  • 乾いた岩上によく生える。
    蒴の柄は7mm以下と短め。
    写真 / 2023.3.5 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉っぱをしわくちゃにしている。
    コケ用語で「巻縮(けんしゅく)」という。
    写真 / 2023.2.23 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 水をかけるときれいに広げる。
    雨降った直後はこの姿。
    写真 / 2023.2.23 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 乾いた状態。
    葉は強く捲縮する。
    写真 / S.Ikeda

  • 湿った状態。
    細い葉をきれいに広げる。
    写真 / S.Ikeda

  • 若い時、 蒴には半分ほどまで帽(ぼう)というかぶりものがついている。
    写真 / S.Ikeda

  • 帽と蓋が外れると赤い蒴歯(さくし)が出る。
    胞子が成熟するとこの状態の時飛ばす。
    写真 / S.Ikeda

  • 1枚の葉。 中肋は葉先まで伸びる。
    長く伸びてとがり、 基部はややふくらむ。
    葉の上半分にはっきりとした鋸歯がある。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉身細胞は丸みのある形。
    写真 / S.Ikeda

特徴

主に乾いた岩上に生えるコケ植物。 その名のとおり、 乾いていると葉をしわくちゃにさせます。 ところが、 水をかけると瞬く間にきれいな葉に戻ります。
 
大きさ : 2~4cm、 葉は4~6mm
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 乾いた岩上
分布 : 本州~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道