津久井湖城山公園

シロヨメナ

秋に白花がすがすがしい野菊

  • 白い小花が枝先に集まって咲き美しい。
    写真 / SogaToshio

  • 茎に白い毛がまばらに生え、 茎の先のほうで少し枝分かれする。
    写真 / htanaka

  • つぼみ。 花のもとの部分になる筒状の総苞はうろこを重ねたようで、 花時には長さ4ミリほどになる。
    写真 / htanaka

  • 葉は無柄または短柄で、 3脈が目立ち、 先は尖り縁に大きな鋸歯があって、 表面を触るとざらつく。
    写真 / htanaka

  • 黄色い筒状花の周りに白い舌状花が8~13枚。 ヒラタアブの仲間が花に来ていた。
    写真 / htanaka

特徴

薄紫色の花が咲くヨメナに似て、 花が白いのでシロヨメナと名がつきました。 秋の山道でよく出会う花です。
  
タイプ : キク科シオン属の多年草
大きさ : 高さ 1m内外、 頭花の径1.5~2cm、 葉の長さ 5-13cm
花の時期 : 9-11月
生育場所 : 山林の縁や山道
分布 : 本州~九州 台湾

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

よく似た植物

白い花が咲くシラヤマギクとよく似ていますが、 シロヨメナの方が白い花びら(舌状花)の数が多いので、 にぎやかな感じがします。 葉の形も違うので見比べてくださいね。

執筆協力 : 田中ひとみ

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