津久井湖城山公園

ヤクシソウ

秋の陽だまりに輝く黄色花

  • 枝分かれして黄色い花をたくさんつける。
    写真 / SogaToshio

  • 頭花は舌状花のみで、 11~19個が集まっている。 一つの舌状花は5枚の花弁が合着している。
    写真 / htanaka

  • 葉は細長いバイオリンのような形で、 互生し、 茎を抱く。 茎も葉も無毛。 ちぎると白い汁が出る。
    写真 / MayaN

  • 花は上を向いて咲き、 咲き終わると下を向く。
    写真 / MayaN

  • 花に来たヒラタアブの仲間。 タンパク質を多く含む花粉はごちそう。 先が2つに分かれた雌しべの下部に葯が合着した雄しべがあって花粉を出す。
    写真 / htanaka

特徴

名の由来は、 葉の形が薬師如来の光背(仏像の後ろの飾り)に似ているから、 薬用にされたからなどの説がありますが、 よくわかりません。 日当たりのよい林縁などで見られる秋の花です。 (HT)
  
タイプ : キク科アゼトウナ属の越年草
大きさ : 高さ 30-120cm、 頭花の径1.5cm、 葉の長さ 3-12cm
花の時期 : 8-11月
生育場所 : 山野 日当たりのよい場所
分布 : 北海道~九州 朝鮮、 中国、 ベトナム

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ

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