なんと最近まで、環境省のレッドリストによって絶滅危惧Ⅰ類(野生絶滅の一歩手前)に指定されていました。しかし、後に調べると意外に数が多いことがわかり、2012年にはリストから除外されました。
コウライイチイゴケ
詳しく調べたら意外と数が多かった
特徴
水辺の土上に生える大型のコケ。テカリのある左右非対称の葉を、あまり重ならないように茎につける姿が特徴です。胞子を飛ばすための蒴(さく)は現在も見つかっていません。
大きさ:時に6cm以上、葉は2~4mm
観察の時期:一年中
生える場所:湿地
分布:本州~九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。