ヒロバネヒナバッタ

山の草原に住む「く」の字模様のバッタ

  • オスははねが長い。
    写真 / 2022.9.29 長野県諏訪郡 MasakoT

  • オスは腹部の先端が赤っぽい。
    写真 / 2022.9.29 長野県諏訪郡 MasakoT

  • かなり黒っぽい個体。
    写真 / 2018.7.20 滋賀県米原市 MasakoT

特徴

山地の草原で見られる小さなバッタ。 オスはお腹の端が赤っぽく、 はねを閉じたとき、 前ばねの下側がふくらみます。 オスは前ばねに後あしをこすりつけ、 「シュリリリチッチッチッ」と小さな音を出します。 (MT)
 
大きさ : 全長23~30mm
食べ物 : 幼虫、 成虫ともにササ類などイネ科植物の葉
成虫が見られる時期 : 6~11月(8~9月に多い)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ヒナバッタに似ています。
ヒロバネヒナバッタのオスは、 前ばねの下側がふくらみますが、 ヒナバッタはふくらみません。