ニホンカワトンボ

翅の色はいろいろ、 清流の美しいトンボ

  • オス。 橙色のはねのタイプ。 成熟すると白い粉を吹く。 橙色のはねのオスは葉にとまり縄張りをもつ。
    写真 / 2022.5.22 東京都八王子市 MasakoT

  • オス。 無色のはねのタイプ。 無色のはねはメスに似せており、 はっきりした縄張りをもたない。
    写真 / 2022.6.13 東京都八王子市 MasakoT

  • 未熟なオス。
    成熟していないオスの縁紋は白っぽい。
    写真 / 2024.4.10 千葉市緑区 MasakoT

  • メス。 メスは濃い橙色のはねにはならない。
    写真 / 2022.5.22 東京都八王子市 MasakoT

  • オスとメスが連結して、 清流の倒れた木に産卵。
    写真 / 2022.6.13 東京都八王子市 MasakoT

  • 幼虫(ヤゴ)。 幼虫期間は1~2年。
    写真 / 2022.9.29 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

平地~山地の水生植物が茂る清流で見られるカワトンボの仲間。 はねの色は多型で、 オスは橙色、 淡い橙色、 無色の3タイプがあり、 メスは淡い橙色、 無色の2タイプがあります。 アサヒナカワトンボと非常によく似ています。 日本固有種。
 
大きさ : 体長48~64mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 4~6月(5月に多い)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州(紀伊半島や四国では中央構造線より南側には分布しない)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道