ヤマサナエ

どう猛で大きくかっこいいトンボ

  • オス。
    写真 / 2017.5.16 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 胸のL字状の紋が対になっている。
    頭部は小さく後ろあしは長め。
    写真 / 2017.5.16 千葉県市川市 MasakoT

  • 縄張りをもつオス。 はねを広げてとまり、 緑色の複眼は離れている。
    写真 / 2020.6.10 千葉市緑区 MasakoT

  • 羽化仕立てのオス。
    水辺から遠く離れることはない。
    写真 / 2020.4.28 千葉県印西市 MasakoT

  • メス。
    写真 / 2017.5.16 千葉県市川市 MasakoT

  • 羽化仕立てのメス。
    写真 / 2023.4.25 千葉市若葉区 MasakoT

  • 羽化仕立てのメスの顔。
    写真 / 2023.4.25 千葉市若葉区 MasakoT

  • メス。 胸側面の2本の黒い線が目立つ。
    写真 / 2024.4.23 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

平地から低山の樹林に囲まれた小川や用水路で見られるサナエトンボの仲間。 サナエトンボの仲間の中では普通に見られます。 性格は荒々しく、 トンボの仲間も捕えます。 似た種類にキイロサナエがいます。 日本固有種。
 
大きさ : 体長62~73mm
食べ物 : 幼虫は水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 4月下旬~7月(5~6月に多い)
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

キイロサナエに似ています。 ヤマサナエの方ががっしりしており、 尾部付属器や産卵弁で区別することができます。
胸部前面のL字班に違いがあります。
キイロサナエのL字班は細く、 ⇒が太くなりません。
ヤマサナエのL字班は、 ⇒が太くなります。
サナエトンボの仲間は似ている種類が多く、 複数の箇所で見分けるようにしてください。

見られる散歩道